春の祭りは!


行ってきました滝沢歌舞伎!

いつか機会があれば行ってみたいね〜!なんて友達と言ってたのに、まさか自担を見に行くことになるなんて思ってもみなかった。


個人的な話ですが私はコンサートでも舞台でも、初日が好きではありません。次の歌は!?特効はいつ鳴る!?この先の展開は!?ってドキドキするのが嫌いなんです。なのでドラマのオチを言われても、それはそれで楽しめます。(名探偵コナンだけは別です犯人言われたらキレます)24魂のときStay Gold歌われたら泣くな〜ってのんきなこと言ってて泣き崩れたのはトラウマになってます。


そんな変わった人間なのに、発表された時点で滝沢歌舞伎に行ける日が初日しかなく(ご縁があり今度友人とも行けることになりました)、期待と不安でいっぱいになりながら初日を迎えました。当日は出演するわけでもないのに、緊張で吐きそうなくらい気持ち悪くなりました。


幕が開いた瞬間に、自分史上1番なんじゃないかって勢いで鳥肌が立ちました。龍太くんがどこにいるかもイマイチ分からないのに(これも初日が好きじゃない原因)、この空間を龍太くんも一緒に作り上げてるってだけで震えた。


気付いたら龍太くんが1人でセリフを言って、看守長より怖い高笑いをして、誰もが知ってるタッキーと三宅健と舞台上に3人で剣を交えてて。かと思えば林くんと法被着て関西弁でツッコミを入れたり、武器を取られたり、笑顔で歌って踊ってて。


行く前に友人から「絶対泣くよ(笑)」って言われてたのに、泣くどころかとても冷静に物語を見終わった自分に自分が1番びっくりしました。お化けのところ怖すぎていい歳して泣いたけど。吐きそうなくらいの緊張はどこへやら。


きっとあんなに冷静に見ていられたのは、あの場で、あのカンパニーで室龍太というものを確立していると感じたからじゃないのかなと思いました。

これまでは松竹座の公演でも、龍太くんの役は?セリフは?ソロ曲は?ソロパートは?って誰かと比べて落ち込まないために、ネタバレを見ることでとんでもなく失礼な保険をかけて見に行ってて。


でも滝沢歌舞伎に出演している室龍太を見るのにそんな保険はまったく必要なかった。いつかのレコメンで、年齢も年齢だし…デビューって言ってられない…なんて言ってた人はもういなかった。本人が前を向いてるのに、ファンが後ろ向いてばかりいるわけにいかない。彼を見て「ねぇ本当にそれでいいの!?」なんてヤキモキすることももうないんだな、と思うと少し寂しいような(笑)


最近Twitterで「龍太くん」じゃなくて「室くん」って呼ばれて褒められてるの見るのは新鮮で、こんなに嬉しいものなんだなぁとも思わされました。


これからも色んな層に!偉い人に!見つかれ室龍太!!












ももう少しでいいから舞台俳優でも芸人でもなく、アイドルしてる龍太くんも見たいな、なんて。